石油をはじめとする化石燃料によって栄えたこれまでの「火の文明」は、地球温暖化の進行や大気汚染による様々な健康被害など負の遺産も数多く残し、すでに衰亡の淵にあると認識しております。
21世紀は「水の文明」が栄えると云われております。それは石油に代わる自然エネルギーと融合した生活、都市活動が営まれることであり、自然の生き物たちと共に生きる、いわば共生の時代へと移行していくものであります。
建築のコンセプトが「環境共生」へと移行し始めているのも、このメガ・トレンドの動きと無縁のものではありません。
建物の主役は、そこに日々住まう人、働く人々であり、その人々の「健康」「安らぎ」そして地域や都市の「環境」「安全」に対して、如何に貢献していくかが重要であることから、自然と共生する緑の建築活動を確立していくことが大切であると考えております。
緑は生命を育み、心を癒してくれます。建物の屋上や壁面空間などを樹木と草花で融合一体化した姿を目指して、緑の建築を通 じて都市の緑化を進めていくことは、ヒートアイランド現象を低減、大気汚染を浄化、雨水を溜め込む保水機能や水質の浄化、様々な鳥や生物を媒介した生態圏を復活するなど多様多彩 な効果が期待されます。
また、建物にとっても、緑化は断熱効果をもたらし夏は涼しく冬は暖かく省エネにも通 じます。そして建物を紫外線の直射から守ることにより長寿命化のメリットも生み出します。
一方で、いわゆる「景観緑三法」が施行され、今後は都市の環境整備にあたって、これまで以上に景観美ということが重視されていく時代に入りました。都市に住む人達の心を癒し、病んだ都市そのものを癒すためにも、花や緑による都市の環境修復、再生がより一層必要となっています。
こうした時代背景や要請を踏まえて、花や緑によるさまざまな効用や潜在的能力を生かして、都市の中に森に代表される自然を再生し、都市を快適な空間に修復していくことを目指すべきと考えております。
このための知恵と技術を結集し、皆様に喜んでいただける新商品や新技術を開発して普及していくことによって、広く社会に貢献していく所存ですので、皆様からの力強いご支援を期待するものであります。
代表取締役 秋元英信
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